オピニオン  
 
3月8日は国際女性デー
 
   祝日以外の記念日を意識する機会は少ないものではあるが、そんななか今年知った記念日の一つに「国際女性デー」というものがあった。1904年の3月8日にニューヨークで行われた婦人参政権を求めたデモが起源とされ、1975年に国連が制定したものだそうだ。
 国際女性デーから数日後、昨年末に話題となった、乳児を連れて議会に出席した熊本市議の件についてその後の進展が報道されていた。それによると市議会は規則を改正して、乳児を連れて出席することができないようにしたという。この市議の行動に対しては市民からも賛否両論あったようだ。しかし彼女は、わが子を連れて議会に行きたかったわけではなく、「やむを得ず連れて行かなければならなかった」はずだ。その課題を解消するための知恵を絞ってほしかった。
 乳児を議場に連れ込むことを拒否したことは、単にこの市議だけに向けられたメッセージだとは思えない。どうしても、「女性の社会進出はいまだに歓迎されていないのだ」と言われている気がしてしまう。近頃は女性の社会進出に伴う健康管理の話題を取材することもあるが、聴講者も取材者も女性が圧倒的に多い。しかし男性も一緒になって考えていかなければ女性の社会進出は進まないだろう。

(2018年3月23日掲載)
前後のオピニオン
初めてのインフルエンザ
(2018年3月30日掲載)
◆3月8日は国際女性デー
(2018年3月23日掲載)
疑義紹介と多剤投薬の適正化
(2018年3月16日掲載)