オピニオン  
 
内視鏡検査
 
   毎年7月14日は「内視鏡の日」として記念日に認定されているそうだ。オリンパスは内視鏡の日を前に、「内視鏡検査に関する意識調査」の2018年調査結果を公表した。20歳以上の男女5万人以上から回答があったもの。それによると「受けたことのあるがん検診をすべてあげてください」の問いに対し、胃がんは男性で45・9%、女性で28・5%、大腸がんはそれぞれ37・2%と24・7%、肺がんは24・4%と14・6%と、いずれも男性に比べて女性が低かった。
 検診を受けたことがない理由を選ぶものでは、上部消化管、大腸がんともに「自覚症状がない」が最も多く、「検査がつらそうだから」「必要性を感じていない」等が続く。大腸がんでは女性においては「はずかしいから」も上位に入ってくる。
 個人的に注目したのはこの問いに対する回答の選択肢のなかで「病気が見つかるのが怖いから」というものをいずれも数%の人が選んでいたことだ。「自覚症状がない」や「必要性を感じていない」と答えた人の中にもこのような気持ちはある程度あるのではないか、実際にはもう少し高い割合になるのではないか、と思う。
 健康診断でさえ、結果を聞くまではなんとなく落ち着かないもの。がん検診であればなおのことだ。病気になったとしても安心して暮らすためにはどういうことが必要なのか、考えていきたいと思う。

(2018年7月13日掲載)
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