オピニオン
新党結成
立憲民主党は1月15日、次期衆議院選挙に向けて、公明党と新党を結成することで合意したと発表した。第一報をネットニュースで見たとき、正直なところ「フェイクニュースか」と思った。立憲民主党の公式サイトを見ると、立憲民主党の野田佳彦代表と、公明党の斉藤鉄夫代表による党首会談で合意したとの記事があった。
新党結成がフェイクではないとわかったとき、公明党の組織力を取り込むことで、立憲民主党は二大政党制への道を堅持していくのだなと感じた。立憲民主党の前身である民主党は、政権交代が可能な二大政党制を目指してきた。2009年に政権交代を果たしたときを振り返れば、耳慣れなかった「マニフェスト」を掲げ、「コンクリートから人へ」のスローガンのもと、大きなうねりを巻き起こした。しかし、いざ政権を担ってみると、3年間のうちに3人首相が代わり、まるで思い出づくりのように閣僚も変わった。再び野党に転じてからは、みるみる勢いを失い、立憲民主党として再出発しても刷新できず、今の党首は民主党政権を終わらせた野田氏である。そりゃあ国民民主党や参政党に勢いで負けるわけだ。
ここにきて公明党との新党結成が追い風になろうとは思われない。これまで公明党の組織票が自民党をサポートしてきたように、今度は立憲民主党が組織票を頼みにしている。きっと多くの人がそう感じているはずだ。高市首相人気が続くなか、果たして反自民の受け皿になれるだろうか。
(2026年1月23日掲載)
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