薬事ニュース社
オピニオン

>>>時には電子購読のすすめ<<<
 アラブ歌謡からインド系トランス音楽、ジャズ、ボサノバ、NYパンク、昭和初期歌謡まで、割と雑食系の音楽マニアなので、欲しいCDはもはや店頭にはなく、何年も前からAMAZONで購入するようにしている。日本のAMAZONで入手できなければ米国本店や英国AMAZONで買うこともしばしば。また1曲単位でも音源データとして売られているので、好きなナンバーのみを集めてiTunesで編集、オリジナルCDを作るのも楽しい。このように購買の単位がCDなどのパッケージやユニットから単独コンテンツになりつつあり、また購入先店舗の国籍も関係なくなった。〝電子媒体〟というのは、特に専門性・個人の嗜好性を追求したい場合、場所にとらわれたくない場合などのカスタマイズの観点からは非常に便利なものだ。それは書物の面でも同様で、長年「読み物はやはり紙でないとしっくり来ない」と言われつつも、電子書籍を取り巻く環境は、フォーマット、プラットフォームの面でも日々刻々と変化しており、よりヒトに親和性のあるものに変貌を遂げているようだ。読書好きの知り合いからは「好きな小説なんかは紙媒体で読みたいが、ニュースやちょっとした記事は、スマホが便利でいい」という声も。ということで強引だが、ここからは宣伝です。 弊社では昨年末、試験的に記事単位の電子書籍「前立腺癌ホルモン療法の未来」をeXism Short Magazine第4弾として発売した。先ほどから話題にしているAMAZONや楽天koboで検索~購入可能である。弊紙のスペースで言うと2ページ分程の分量で、必要な記事だけサクサクと読みたい方に便利な仕様になっている。今後も必要とあれば、またご要望に沿って、反響があるようであれば――続編を出版するかもしれません。
(2013年6月7日掲載)