-伝統ある校風とユニークな教育で-
明日の薬剤師を育む
2007年度薬系大学入試要綱
共立薬科大学 昭和薬科大学 帝京大学 薬学部
東京薬科大 東邦大学 薬学部 大阪大谷大学 薬学部
以下紙面参照
東北薬科大学 北里大学 薬学部 昭和大学 薬学部
愛知学院大学 薬学部 金城学院大学 薬学部 名城大学 薬学部
京都薬科大学 同志社女子大学 薬学部 大阪薬科大学
神戸学院大学 薬学部 神戸薬科大学 徳島文理大学
松山大学 薬学部  
日本薬学教育協議会 05年3月薬科大学卒業生就職動向
就職受入枠4000名程度。薬科大増設等で受皿懸念
【新卒業生の就職動向と業種別就業者】
 薬学教育協議会がまとめた2005年3月の薬科大学卒業生の就職動向調査によると、新卒業生計は8,709名で、うち就職者総数は5,360名となり、その割合は61.5%だった。未就業者は3,349名で、その大部分が大学進学者で2,528名。その割合は75.4%だった。
 薬局への就業動向では、昨年より1.7ポイント増加し、男女計で27.3%。男女別では、男子21.7%(前年20.8%)、女子30.8%(同28.6%)。ここ数年間の薬局への就職動向は、全卒業生の30%程度で推移している。
 病院薬剤部への就職動向では、医薬分業の進展に伴う院外処方の拡大や病院経営に係る経費の問題などから病院薬剤師は合理化の波を受けている状況だったが、今回はやや増加。男女計は1.9ポイント増の15.2%となった。男女別でみると男子は9.2%(同8.6%)、女子は18.9%(同16.%)となっている。
 製薬企業への就職動向では、急激な減少が続いてきた中で10%を切った03年以降、依然として下落傾向は継続。今年度は前年度比1ポイント減の7.2%となっている。男女別では、男子7.5%(前年比同)、女子6.9%(同8.6%)(下図参照)。

【国公私立大学別、男女別の就職状況】
 国立大学の男子は、1990年以降、製薬企業への就職が減少し、大学院への進学が増大。特に01、02、03年が急激に増加している。調査では、「医療薬学系大学院の設置が増加し、大学院定員が増えたことにもよると思われる」と分析している。今年も昨年よりさらに増加。具体的には、全卒業生729名のうち大学院進学者は558名。その割合は76.5%に上る。国立大の進学率79.6%に対して公立大は66.7%とやや低い。同女子は1990年以降、製薬企業および病院薬剤部への就職は男子と同様に1990年をピークに急激に減少している。大学院進学者が増加し、国立大女子は64.4%、公立大女子は51.6%となっている。
 私立大学の男子は、製薬企業、病院薬剤部への就職は国公立大と同様に1990年をピークに急激に減少し今年は240名で、全体の9.2%。特に病院薬剤部は同年約1,200名就職していたが、今年はその4分の1の306名となっている。薬局への就職は増加傾向だが、1999年以降あまり増加しておらず、今年は昨年より69人増の726名となった。女子は、製薬企業に1991年のピーク時に約1,500名が就職していたがその後急激に減少し、本年調査では昨年より67名減の356名となった。病院薬剤部への就職も1995年をピークに減少し、01、02、03年はほぼ同数の約8000名が就職。ただ昨年より増加をはじめ、今年の調査では前年より205増の972名となった。

【薬科大学定員と卒業生の就職受け皿の関係】
 2006年度から薬学教育6年制がスタート。6月に開催された新薬在師養成問題懇談会によれば、6年制の入学定員の総数は67大学(06年度新設5大学含む)で1万1,220名。国公立大學、私立大学(同)の入学定員に対する入学者数の比率は平均で1.06倍。これを掛けると、入学者実数は約1万2,000名となる。またすでに6月に申請を終えた07年度新設予定の1大学4学部(新設の兵庫医療大学と、学部新設の岩手医科大学、いわき明星大学、姫路獨協大学、安田女子大学)を入れると、全72校で定員は約1万4,000名となる。
 こうした状況を受け、薬学教育協議会の就職動向調査各では受け皿に対する懸念を提示。就職人数をみると薬局が2,379名、病院薬剤部が1,321名で3,700名だが、「現在以上の増加は期待できない」ことに加え、製薬企業は624名、その他部門はさらに少ないことから、「第1回6年制卒業生(2012年3月)の就職受入枠は4,000名程度」と推計し、供給過剰必至との考えも示唆している。
薬局への就職者は引き続き増加傾向
薬科大学卒業生の業種別就職動向分布(男女計)
薬科大学卒業生の業種別就職動向分布
(薬事ニュース 2006年9月29日号掲載)