かぜと花粉症
症状・ニーズ・製品はさまざま
店頭対応は腕の見せ所
 かぜ薬は治療薬的性格が強く、患者の症状は鼻水、鼻づまり、のどの痛み、発熱、咳、頭痛という具合に、ニーズは「眠くなると困る」「水なしで服用したい」「昼間(昼食後)服用するのが難しい」などさまざまだ。
停滞が続く市場の中で、製薬各社は、多様な症状、ニーズを反映して、多様なかぜ薬を供給。販促活動もファミリーユースや症状別などそれぞれの戦略を練っている。
 店頭ではこれら製品の特長を踏まえ、患者の症状、ニーズにあったものを選び、疾患情報などとともに提供することが重要だ。治療の場としての機能を高めることが、患者の信頼獲得に繋がる。「売らんかな」ではない積極的な店頭対応が求められる。
 かぜには、インフルエンザ花粉症など症状が類似している別の疾患があり、患者の状況を判断し、場合によっては医師の受診を進めることも大きな役割だ。
インフルエンザ予防ポスター 行政のインフルエンザ対策
 厚生労働省は、インフルエンザのインターネットホームページを開設。内容としては、インフルエンザ予防ポスター(PDFファイル等)、インフルエンザに関する ”Q & A”、施設内感染予防の手引、インフルエンザに関する特定感染症予防指針、インフルエンザ発生状況等(発生動向情報、インフルエンザ様疾患報告情報、流行迅速把握情報)を掲載している。
かぜから花粉症に!?
 また、かぜが花粉症の発症に繋がるとの指摘もある。かぜをひいて鼻の粘膜が弱っていると、花粉症の原因となる普段は粘膜の下のほうにいる抗体が表層に出てきて、花粉に反応してしまうことがあるという。かぜが原因で花粉症を発症することもあるし、症状が重くなることもありうる。
 花粉症は、若年化が進み最近では小学生で発症するケースも増えているという。
(薬事ニュース 2006年2月3日号掲載)
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